機械音楽博物館機械音楽博物館
©機械音楽博物館|©Les Gets Tourisme

機械音楽博物館

指揮者のいない交響曲

レマン湖畔から目と鼻の先に、思いがけない世界が待っている。ここでは、音楽は指ではなく、歯車、穴のあいた厚紙、ふいご、歯車を使って演奏される。機械音楽博物館は、ヨーロッパにおける正真正銘のベンチマークであり、1,000台近い楽器が、魅力的であると同時にユニークなコレクションとして集められている。目だけでなく耳で聴くこともできる、感覚的な旅だ。

見逃せない 音楽に命を吹き込む機械

ツアーは2つのパートと2つの建物に分かれている。チャイム、プレーヤー・ピアノ、オーケストリオン、自動ヴァイオリン、バレル・オルガンなどが目の前で動き出す。熱意あるガイドが逸話や製造秘話を披露する間、創意工夫の真の傑作である楽器が往年のメロディーを奏でる。2つ目の建物では、没入感と遊び心にあふれた展示で、自由に見学しながら発見を続けることができる。オートマタ、トーキングマシン、初期のサウンドフィルム、ファンフェアの雰囲気が、機械音楽の発展を物語っている。老若男女を問わず、感動、好奇心、驚きに満ちた魅惑的な旅が待っている。

行くと決めたんだ! オート=サヴォワでの忘れられない夏の準備はできていますか?

経験 音楽が自ら創造する世界

40年以上活動を続けている協会に所属する愛好家チームによって創設されたこのミュージアムは、ひとつひとつの作品が音楽の発明、演奏、情熱の物語を語る、特別なコレクションを提供している。オルゴールからジュークボックス、蓄音機からアニメまで、音楽家なしで音楽を奏でようとした男たちの狂気の野心を探る。

老若男女を問わず、また音楽家や単なる好奇心旺盛な人々をも魅了する、驚きに満ちた訪問となる。